ほんとは優しい私のオオカミ ①
走っていくと、意外にもはやく男達に追いついた。





1番後ろで走っていた男が俺たちに気づいた。




「なんだ?!お前ら!」




あ…?人の領地を荒らしといてなんだこいつは。




数十人の男達はみんな止まる。



と、男達のリーダー的なやつが指示した。




「そこの10人。女を追え!!」

「「「はい!!」」」




指示された10人ぐらいのやつらが走っていく。残りは、20人ぐらいだ。





なんだ?女?わけわかんねー…





考えていたら、前方から男達が殴りかかってきた。




仕方ねぇな…





翔「やれ。」





俺は、つれのオオカミ達に指示を出した。
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