ほんとは優しい私のオオカミ ①


龍我「あぁ。蓮いたんだ。さっき女の子達が最近、蓮が構ってくれないって寂しがってたよ?……はやく女あさりにいけば?」




急に挑発的な口調に蓮も珍しくイラついたように低い声で返す。




蓮「余計なことばっかごちゃごちゃうっせんだよ…」




蓮が龍我に向かっていくのを優也が止める。




優也「蓮。瑠奈の前ですよ。」




蓮が私をチラッと見てもう一度龍我を睨みつけた。



龍我「優也か…。俺はねぇ。君の事気に入っているんだ。だから、今日は優也に免じてひいてあげるよ。」





そして、ぞろぞろと火龍は玄関から去っていきしばらくすると、バイクの轟音が校内に響いた。




なんだったのかな??


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