ほんとは優しい私のオオカミ ①
昼休み
「「蓮~~!」」
数人の女の子達が蓮を呼びに来た。
普段、この3-1には女の子達は入ってこないのに最近は昼休みになるとちょくちょく蓮が女の子達に呼び出しにあうのだ。
蓮は女の子に特に人気だから告白だったりして…?
蓮は私の頭を撫でて「いってくるね」とウインクして教室を出ていった。
それにしても、この学校の女の子達はほんとうに可愛い…。
みんなメイクも綺麗で、髪型も可愛い…。
いいな…。
と眺めていると、空がいち早く気づいたらしい
空「瑠奈もオシャレしたい??」
瑠奈「可愛いな…って思う」
隼人「る、瑠奈はそのままで充分だっ!」
そう赤面したままいう隼人をスルーして空は自分のバッグを持ってくると中からメイク道具やらゴムやらピンやら、たくさんのカラフルなものを出し始めた。
瑠奈「わ。すごいね。空。宝箱みたい。」