ほんとは優しい私のオオカミ ①


自分の顔を見にトイレの鏡に向かっていると。




トイレの反対側からさっき蓮を呼んだ女の子達がなにやらもめていた。




「なんで蓮は最近遊んでくれないのぉ~!」

「寂しいー!!!」

「どーして、連絡してくれないのっ」




わぁ…。なんか、すごい囲まれちゃってる…。




蓮「だから。もう遊ぶのやめたの。おしまいにするの」




優しい口調だがキッパリと言う蓮に女の子達はまだ文句を言っていた。




あっ!見ている暇はない!トイレトイレ…。




トイレの鏡を見ると、



わ!自分じゃないみたい!
これは翔も驚くな!



いつもと違う自分の顔をまじまじと見つめる。




と、そこへさっき蓮と言い合ってた女の子達がトイレに入ってきた。




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