ほんとは優しい私のオオカミ ①
洋服店を出て2人で街を散策した後、最終的には公園へと落ち着いた。
瑠奈「今日はほんと楽しかった!」
蓮に笑顔で言うと蓮が頭を撫でて
蓮「こちらこそ、楽しかった!俺こんなにのびのび遊べたの久しぶりだ…いつもは女の子のために計算的に動くから」
最後のほうにボソッとつぶやいた言葉が気になりジッと見つめると困ったように笑われた
蓮「いつも女の子達から遊ぼって言われて俺、断るのもめんどくさかったし何より独りでいるのが嫌だった…。」
独りでいるのが嫌だった…
蓮「でも、いくら女の子と一緒にいても心はずっと満たされない。それでも独りになるのが嫌でずっと誘いを断れなかった。でも…」