君の匂い
遠足は、晴くんと
あれから、少し意識するようになったけどー…。
「やよ、やよ!!!!!!」
やっぱ、意識などしない。
前言撤回しますっ!
「やよ〜やよってば」
「何、聞こえてるから」
休み時間、凄い勢いで榊くんは私の所に来る。
「クラス関係なく、自由に遠足回っていいみたい」
ブイっと笑顔で、ピースをする榊くんを見て失神している女子…数名っ!
「……そうなんだ」
素っ気なく言う。
「それだけ…?
一緒に回って愛が深まるかもしれないのに」
バシッと、肩を叩く。
「アンタね…、愛って…そもそも私達何もないし」
榊くんは耳に囁く。
「ディープしてる時、気持ち良い声してたの誰…?」
私達、何回かはしてるけど…してるけど、勝手に榊くんがしてるんじゃん//
「キスしよう……?」
低い声で言う。
.
「やよ、やよ!!!!!!」
やっぱ、意識などしない。
前言撤回しますっ!
「やよ〜やよってば」
「何、聞こえてるから」
休み時間、凄い勢いで榊くんは私の所に来る。
「クラス関係なく、自由に遠足回っていいみたい」
ブイっと笑顔で、ピースをする榊くんを見て失神している女子…数名っ!
「……そうなんだ」
素っ気なく言う。
「それだけ…?
一緒に回って愛が深まるかもしれないのに」
バシッと、肩を叩く。
「アンタね…、愛って…そもそも私達何もないし」
榊くんは耳に囁く。
「ディープしてる時、気持ち良い声してたの誰…?」
私達、何回かはしてるけど…してるけど、勝手に榊くんがしてるんじゃん//
「キスしよう……?」
低い声で言う。
.