男子校の秘密【BL】
「……」

「幹仁?」

ほぼ反射的に背中に隠した。

琉賀は俺の行動に、不審そうに眉根を寄せた。

「なんか隠しただろ」

「えっ……あ、やっ別に何も?」

琉賀の態度が豹変したことに驚いたせいか、声が妙に裏返ってしまった。

< 52 / 69 >

この作品をシェア

pagetop