男子校の秘密【BL】
「あ……」

ようやく体の自由がきいてきた時には、既に時遅し。

これが目的だったのか。

「返せよ」

もう読み終えているだろうと分かっているが、俺は最後の望みに賭けた。

だがそれを見た琉賀の態度から、俺の望みは呆気なく打ち砕かれる。

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