騙し合いの恋心
まぁ、それだけではなくて、その日からもあいつが男子と話す度に
「また『騙し』やってるのか?」
と俺が何度も言っていたせい、というのもなきにしもあらず。
どっちにしろ俺のせいなのだ。
これでも心の中で反省はしていた。
まぁ、あいつに近づく男が俺以外いなくなってこちらとしてはラッキーだったが。
でも、高校生になって何を考えているのかあいつは普通ぐらいに...いや結構可愛い方になっていた。
髪は肩の上でふわふわと揺れ、メイクでただでさえ大きい目が強調され、その上小さくてお手頃サイズなのだ。
...周りの男の目線が蓮に向かっているようで、気分が悪い。
せめてもの抵抗で、入学式の間に蓮を見ていた奴等は睨んでおいた。
「また『騙し』やってるのか?」
と俺が何度も言っていたせい、というのもなきにしもあらず。
どっちにしろ俺のせいなのだ。
これでも心の中で反省はしていた。
まぁ、あいつに近づく男が俺以外いなくなってこちらとしてはラッキーだったが。
でも、高校生になって何を考えているのかあいつは普通ぐらいに...いや結構可愛い方になっていた。
髪は肩の上でふわふわと揺れ、メイクでただでさえ大きい目が強調され、その上小さくてお手頃サイズなのだ。
...周りの男の目線が蓮に向かっているようで、気分が悪い。
せめてもの抵抗で、入学式の間に蓮を見ていた奴等は睨んでおいた。