騙し合いの恋心
さっきまでの暗い雰囲気が消えて、彼は華やかな雰囲気をまとっていた。

しかも!

その子の顔には見覚えがあったのだ。

「あっ!あなたは入試のときに隣だった...」

「そう。あなたに助けてもらった久世春樹です。あのときはホントにありがとう。」

そうだ。久世くんだ!
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