学校一のモテ男といきなり同居
――ドカッ!
大きな音がした後、部屋の中から井上くんが出てきた。
「なんか用か?」
「なんか用かじゃないでしょ!学校サボってなにしてるのよっ」
「いいこと~。真央も中に入れてやろっか」
はぁ!?
嬉しそーに笑う井上くんを、思いっきりニラんだ。
「誰が!こんなことして…お母さんに言いつけてやるんだから」
「真央の母ちゃん、楽勝だし。それに、お前の言うこと信じると思う?」
ううっ、それを言われるとツラい。
「たまには信じるかもよ!?」
我ながら、言ってて情けない。
娘の言うことより、上司の息子を信じる実の親。
大きな音がした後、部屋の中から井上くんが出てきた。
「なんか用か?」
「なんか用かじゃないでしょ!学校サボってなにしてるのよっ」
「いいこと~。真央も中に入れてやろっか」
はぁ!?
嬉しそーに笑う井上くんを、思いっきりニラんだ。
「誰が!こんなことして…お母さんに言いつけてやるんだから」
「真央の母ちゃん、楽勝だし。それに、お前の言うこと信じると思う?」
ううっ、それを言われるとツラい。
「たまには信じるかもよ!?」
我ながら、言ってて情けない。
娘の言うことより、上司の息子を信じる実の親。