学校一のモテ男といきなり同居
「きゃーっ、信じられないっ、ミキオくんを叩くなんて」
信じられないのは、あたしの方だってば!
「フざけんなっ!!」
あたしはそう吐きすてて、自分の教室に戻った。
なんであんなヤツに……。
井上くんもミキオくんも、あたしのキスを、なんだと思ってるんだろう。
アイツらは他の女子といっぱいしてるうちの、ただの1回なのかもしれない。
おまけみたいなもので、なんにも考えてなくて……。
だけどあたしからしたら、
人生で初の、
貴重なモノだったのに……。
……絶対、許さないんだから!
おさまっていた井上くんへのイライラが、よみがえってきた。
元はといえば、全て井上郁実が悪いんだよね。
アイツが白雪さんの神経を逆なでしなければ、
ミキオくんが動くこともなかったんだろうし。
信じられないのは、あたしの方だってば!
「フざけんなっ!!」
あたしはそう吐きすてて、自分の教室に戻った。
なんであんなヤツに……。
井上くんもミキオくんも、あたしのキスを、なんだと思ってるんだろう。
アイツらは他の女子といっぱいしてるうちの、ただの1回なのかもしれない。
おまけみたいなもので、なんにも考えてなくて……。
だけどあたしからしたら、
人生で初の、
貴重なモノだったのに……。
……絶対、許さないんだから!
おさまっていた井上くんへのイライラが、よみがえってきた。
元はといえば、全て井上郁実が悪いんだよね。
アイツが白雪さんの神経を逆なでしなければ、
ミキオくんが動くこともなかったんだろうし。