学校一のモテ男といきなり同居
あたしは元あった場所に手紙を戻して、お風呂に入った。



お風呂から上がると、



手紙がない。



お~~~~~い!!!



ってことは、勝手に入ってきてたってこと!?



着替えてるところだったら……って考えるだけで、ぞっとする。



ホント油断も隙もないんだから!



お風呂からあがって、あたしは速攻井上くんの部屋へと向かった。








――トントン!



「井上くん!ちょっと!!」



あたしが声を荒げると、眠たそうな顔をした井上くんが部屋から出てきた。




目が合うと、不機嫌な顔になってそのまま扉を閉めようとする。



「待ちなさいよ!お風呂に勝手に入ったでしょ!?」



そう言っても、無視される。



なっ……。



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