学校一のモテ男といきなり同居
「大丈夫なの!?」


見たところ、衰弱しているようには見えない。


そしたら、いつもの口調で言い放った。


「大丈夫なのかは、こっちのセリフだ。

テメー、俺を警察に突き出すつもりか?」


呆れ顔であたしにスマホを突きつけてくる。







…け、警察っ!?


「見てみろ。救急車は何番だ?」


「えー…と、うわぁっ!!大変!」


あたし、動揺して110番するところだった。


「目覚め悪いぞー。せっかく人が気持ちよく寝てたのに」


…へっ、寝てたの!?


「ウソ…」


「マジで。帰ってきて、眠気に勝てなくてここで寝てた。つか、カギ持ってなくて、入れないだろーなってな」


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