学校一のモテ男といきなり同居
「シーッ。家の人、まだ寝てるんだろ?静かにしろよ」


井上くんが目の前で囁くのを見て、


ドキドキバクバクしてるあたし、


どうかしてるっ!


そして、この間のキスの一瞬を思い出してしまった。


そして、思わず目を逸らす。






「…近寄りすぎだし、触らないでよ」


「ごめんな、つい触るくせがあって。女ってさ、触ると喜ぶんだよなー」


「それは、あんたの周りのごく一部の女子限定だから!

普通の女の子は、そんなことされたら困るんですーっ!!」


顔が赤くなりそうで、嫌だ。


「そーなんだなー、理解できねぇ」


「理解しろっ!」



< 191 / 978 >

この作品をシェア

pagetop