学校一のモテ男といきなり同居
そのあとの授業を受けながら、あたしはボーっと黒板を眺める。



実は、まだ眠たい。



このまま眠ってしまいそう……。



ウトウトしかけていたら、スマホの着信に気がついた。



メール…。



先生がこっちに背を向けている隙に、メールのチェック。



……うっ。



どうしてあたしのメアド知ってるの!?



差出人は、ミキオくん。




【おい!きのう郁実先輩が俺のところに来たんだけど、テメーがバラしたのか?】









なっ……なに?



この挑発的なメールは。



思わず背筋が、ゾクっと寒くなった。



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