学校一のモテ男といきなり同居
「もうっ……いいよ。薬持ってくるから、大人しく寝てなさい!」
「は~い」
ニコッと笑っている井上くんを置いて、部屋を出た。
1階はもう静かになっていて、お母さんは外に出てミキオくんも帰ったみたいだった。
あたしは制服と通学カバンを自分の部屋に置きに行ったあと、
風邪薬を持って、また井上くんの部屋に向かった。
井上くんはベッドに横になったまま、あたしを待っていた。
「あ~、喉が痛ぇ……」
「そういえば、今週オーディションがあるって言ってたよね。大丈夫?」
「わかんね……」
井上くんは喉に手をあてて、ケホケホとやっている。
「病院に行く?」
「嫌だ、病院嫌い」
「は?なに子供みたいなこと言ってるの?」
「嫌なもんは嫌なんだよ。俺は、行かないっ」
そう言って、布団にもぐってしまう。
「は~い」
ニコッと笑っている井上くんを置いて、部屋を出た。
1階はもう静かになっていて、お母さんは外に出てミキオくんも帰ったみたいだった。
あたしは制服と通学カバンを自分の部屋に置きに行ったあと、
風邪薬を持って、また井上くんの部屋に向かった。
井上くんはベッドに横になったまま、あたしを待っていた。
「あ~、喉が痛ぇ……」
「そういえば、今週オーディションがあるって言ってたよね。大丈夫?」
「わかんね……」
井上くんは喉に手をあてて、ケホケホとやっている。
「病院に行く?」
「嫌だ、病院嫌い」
「は?なに子供みたいなこと言ってるの?」
「嫌なもんは嫌なんだよ。俺は、行かないっ」
そう言って、布団にもぐってしまう。