学校一のモテ男といきなり同居
「親の私が言うのもなんですが、郁実は女性関係が派手なので…あまりおすすめしません」
「そうなんですか!?ウチの子、奥手過ぎて逆に心配してるんです。このままだと、一生彼氏ができないかも…。
いっそのこと、モテる郁実くんに恋の手ほどきを教えてもらえないかしら。なので、このままお預かりしても問題ないですよ?」
お母さーん!!
そんなこと、おじさんに言う!?
しかも、一生彼氏ができないかもとか、放っといてよ!
「ハッハッハ!そういうことなら……なんて、冗談を言っている場合じゃないですね。
三沢さんのお気持ちは嬉しいんですが、郁実の英語力を伸ばすのに、今回の転勤はちょうどいい機会だと思っているんですよ」
「英語力…ですか?」
「そうです。今や英語ができなくて、どうしましょう。郁実は英語の成績がかなり悪くて…」
「まあぁ、そんなことなら。この近くで、英会話教室を探しましょうか?」
「いえ…そういうことでは……」
お母さんの発言に、おじさんが苦笑いをしている。
だけどお母さんは、「たしかチラシがあったはず……」なんて言いながら、リビングへ行ってしまった。
もしかしたら、おじさんは遠回しに断ったのかも。
きっと、なにがなんでも郁実を連れて行くつもりなんだ……。
「そうなんですか!?ウチの子、奥手過ぎて逆に心配してるんです。このままだと、一生彼氏ができないかも…。
いっそのこと、モテる郁実くんに恋の手ほどきを教えてもらえないかしら。なので、このままお預かりしても問題ないですよ?」
お母さーん!!
そんなこと、おじさんに言う!?
しかも、一生彼氏ができないかもとか、放っといてよ!
「ハッハッハ!そういうことなら……なんて、冗談を言っている場合じゃないですね。
三沢さんのお気持ちは嬉しいんですが、郁実の英語力を伸ばすのに、今回の転勤はちょうどいい機会だと思っているんですよ」
「英語力…ですか?」
「そうです。今や英語ができなくて、どうしましょう。郁実は英語の成績がかなり悪くて…」
「まあぁ、そんなことなら。この近くで、英会話教室を探しましょうか?」
「いえ…そういうことでは……」
お母さんの発言に、おじさんが苦笑いをしている。
だけどお母さんは、「たしかチラシがあったはず……」なんて言いながら、リビングへ行ってしまった。
もしかしたら、おじさんは遠回しに断ったのかも。
きっと、なにがなんでも郁実を連れて行くつもりなんだ……。