学校一のモテ男といきなり同居
『勉強の邪魔しちゃダメだと思って言わなかったけど、今からお父さんと飲みに行ってきます。帰るのは、明け方になるかも』



そんなメモ書きが、テーブルの上に残されている。



……はいいぃっ!?



ちょっと!!



聞いてないし!?



ってことは……



しばらくあたしはひとりっきりなわけで……。











――ゾゾッ!



一気に背筋が寒くなった。



外は真っ暗だし、見上げれば満月。



なんだか……不気味。



あたしはすぐに戸締りの確認を始めた。



1階、2階の全部屋をまわり、全てのカギが閉まっているのを確かめた。



うん、これでストーカーは入ってこれないはず。



……ってわかっていても、



やっぱり怖いよぉっ!!


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