学校一のモテ男といきなり同居
――ガチャッ。



お風呂場の扉が開き、ビクッとして上を見上げたときには遅かった。




「あのなー……そこで、なにしてんだよ」



「えっ…っと。なにって……アハハ、ちょっと休憩」



「ったくもー、世話がやけるな」



そう言うと、郁実はあたしの腕を持って引きあげた。










「えっ……きゃっ、ヤダ、なに!?」



「お前も風呂入れよ。アイツに触られたとこ、洗ってやるよ」



「はっ……はいーーーーっ!?ど、ど、どっ、どこも触られてませんっ!?」



一緒に入るってこと!?



あっ……ありえなーいっ!!!!



< 471 / 978 >

この作品をシェア

pagetop