学校一のモテ男といきなり同居
迷っていると……。



「真~央。上がった」



「きゃっ!」



突然郁実が後ろから覆い被さってきた。



驚いたはずみで、結果送信ボタンを押してしまった。



「ああああぁ……」



「……へっ?どした?」



「ううん、なんでもないよ」



あたしはケータイを置いて、テーブルの上の料理本を手に取る。



「郁実、なにが食べたい?」



「んー……真央」



郁実があたしの首筋に顔を埋める。



密着度が高い上にシャンプーのいい香りがして、いつも以上にドッキドキ!



「やっ……もおっ!!冗談はやめて!」



「冗談じゃないって」



耳元でクスクス笑う郁実の声を聞いていると、冗談を言ってるのかよくわからない。



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