学校一のモテ男といきなり同居
それに、あたしと郁実の付き合いを探るようなブラックメールを送ってきたことも、まだ納得できてない。


【あと、三角関係になったら彼氏をとるって書いてたよね。真央って、怖い】



あれは…。


悩んでる途中に送ってしまったとはいえ、もはや弁解の余地がない。


全ては、あたしが悪いのかもしれない…。


【う…ん、でも郁実がなんて言うかわからないよ?】



この間だって、言わなくてものすごく怒られた。



だからもう、郁実に内緒にするわけにいかないし…。



【あたしに言われたって、黙ってればいいでしょ?偶然を装って、通りかかったことにして。

後はあたしに任せてくれれば、いいから】


それ以降、白雪ちゃんからのメールはなかった。








部屋を出て、リビングに向かう。


テーブルの上に置いた、ラップのかかったオムライスのお皿は、手をつけられていないままだった。


郁実…一度も部屋から出てきてないんだ?


それか、気づいたけど食べなかったのかな。


お昼から何も食べてないはずだし、


きっと…


お腹がすいてるよね。





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