学校一のモテ男といきなり同居
「えへっ、今日はいい日だぁ~」
「なにニヤけてんの?草野くんとデートの約束でもした?」
「えっ!?そんなわけないでしょ!友ちゃん、なに言ってるの?」
朝の通学路でのやり取り。
友ちゃんは、未だに草野くんをプッシュしてくる。
「真央こそなに言ってるのよー。昨日、草野くんに付き合ってって言われてたじゃない」
「それはっ、買い物に付き合ってって言われただけで…」
「はあ!?真央の鈍感!付き合ってって、そういう意味じゃないからーっ」
「もぉ、友ちゃん。耳が痛いよ…」
草野くんとは、いいお友達だけど…
付き合うとかってなると、別問題。
だって、あたしには彼氏だっているし。
「じゃあ買い物だけでも行けば?」
「そんな……郁実以外の男の子とふたりっきりで出かけられない……」
「ふーん」
友ちゃんはなんだか不服そう。
「真央……まさか、あたしの彼氏は郁実くんだなんて思ってないよね!?」
ドキッ。
「…悪い?」
「恋愛には、自然消滅ってことがあるの!郁実くんは、自分の生活でいっぱいいっぱいなんだよ。
真央がそうやって待ってると、逆に困るんじゃない?」
「えっ……」
「考えてもみなさいよ。郁実くんだって女友達と普通に遊んでるはずだよ?
真央が頑なに郁実くん以外の男の子と遊ばないで、ジッと待ってられるのって重いと思う」
「そ……うなの?」
「なにニヤけてんの?草野くんとデートの約束でもした?」
「えっ!?そんなわけないでしょ!友ちゃん、なに言ってるの?」
朝の通学路でのやり取り。
友ちゃんは、未だに草野くんをプッシュしてくる。
「真央こそなに言ってるのよー。昨日、草野くんに付き合ってって言われてたじゃない」
「それはっ、買い物に付き合ってって言われただけで…」
「はあ!?真央の鈍感!付き合ってって、そういう意味じゃないからーっ」
「もぉ、友ちゃん。耳が痛いよ…」
草野くんとは、いいお友達だけど…
付き合うとかってなると、別問題。
だって、あたしには彼氏だっているし。
「じゃあ買い物だけでも行けば?」
「そんな……郁実以外の男の子とふたりっきりで出かけられない……」
「ふーん」
友ちゃんはなんだか不服そう。
「真央……まさか、あたしの彼氏は郁実くんだなんて思ってないよね!?」
ドキッ。
「…悪い?」
「恋愛には、自然消滅ってことがあるの!郁実くんは、自分の生活でいっぱいいっぱいなんだよ。
真央がそうやって待ってると、逆に困るんじゃない?」
「えっ……」
「考えてもみなさいよ。郁実くんだって女友達と普通に遊んでるはずだよ?
真央が頑なに郁実くん以外の男の子と遊ばないで、ジッと待ってられるのって重いと思う」
「そ……うなの?」