学校一のモテ男といきなり同居
「聞いてた。でも付き合ってないんだろ?」


「そうだけど…」


「この家に住んでることだって、いつかはバレるだろーし。

そんとき説明するのも面倒だし、それなら付き合ってることにした方が楽じゃん」


「いやいやいや…」


「頼むって!マジで付き合いたいっていうなら、考えないでもないけど」



「……お断りします」



「即答かよ」



「当たり前でしょ!誰がアンタなんかと!!」



プイと横を向くと、笑い声が聞こえてくる。








「お前んちに世話になるってわかったとき、ラッキーって思ったんだけどな」



「どういう意味?」



「結構タイプだなって…」



なんなの、コイツ!



こうやって色んな子に色目使ってるんだよね。



ホント、ヤなヤツ!



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