学校一のモテ男といきなり同居
あたしを置いて行くって言うから、今日ばっかりは郁実に着いて行くことにした。




あたしだって、あの絵を…郁実に見られるのは、イヤ。




それなら、自分で処分したい。




郁実の乗る自転車の後ろに乗り、学校へと向かう。
















夜風が気持ちいい。




なんて、言ってる場合じゃない。




「もう夜中だよ、夜の学校って…怖い」




「は?俺はお前のヌードが男共の餌食になる方が怖いって」




「なっ…そんな言い方しないで!」




「ハハッ。俺もホンモノ見たことねーのになー。後で、コッソリ見せて」



「はい!?」



コイツの頭を後ろからドついてやりたかったけど、



自転車をこいでる途中だから、グッとガマンした。




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