学校一のモテ男といきなり同居
郁実の部屋へ
自分の教室に着くと、あたしの席に白雪ちゃんが座っていて、その前に友ちゃんがいた。
そしてあたしを見つけるなり、こちらへ駆け寄ってくる。
「真央、無事でよかったね」
ふたりに挟まれるようにして、ギュッと抱きしめられる。
「心配かけてごめんね。でももう大丈夫。昨日は郁実も一緒だったから…」
「そうだね。で、郁実は?今日は一緒に学校に来なかったの?」
白雪ちゃんがキョロキョロと辺りを見回す。
「送ってくれたよ。だけど自分も学校があるから…って、帰ったの」
「え~!?あたしになんの挨拶もなし?ったくホントあいつは…」
「白雪には会いたくないでしょー。っていうか、挨拶する意味がわかんない。郁実くんは、真央の彼氏なんだから」
友ちゃんが白雪ちゃんにそう言うと、白雪ちゃんがキッと友ちゃんをニラんでいる。
「うるっさい。なんなの?あいつ、あたし海外まで会いに行ったのに。こっちにいるんなら、あたしには正直に話せばいいのに」
「信用ならないからでしょ~。白雪、すぐにしゃべりそう」
「なにーっ!?」
ああ…また始まっちゃった、ふたりのバトルが。
「郁実は、慎重にことを進めたかったんだって。後輩のミキオくんにも話してないし、よっぽどだったんだと思う」
フォローすると、白雪ちゃんの顔が穏やかになった。
「そうだよね、ミキオにも話してないぐらいだもん。そっか…。それにしても、おじさんもヒドいわ。
いないのに、わざわざ郁実の写真送ってこなくっても」
「それは、白雪が次の休みに行くとかそーいう話をしたからじゃないの?来るなっていう牽制よ!」
「なにーっ!?」
あ~、まただ。
そしてあたしを見つけるなり、こちらへ駆け寄ってくる。
「真央、無事でよかったね」
ふたりに挟まれるようにして、ギュッと抱きしめられる。
「心配かけてごめんね。でももう大丈夫。昨日は郁実も一緒だったから…」
「そうだね。で、郁実は?今日は一緒に学校に来なかったの?」
白雪ちゃんがキョロキョロと辺りを見回す。
「送ってくれたよ。だけど自分も学校があるから…って、帰ったの」
「え~!?あたしになんの挨拶もなし?ったくホントあいつは…」
「白雪には会いたくないでしょー。っていうか、挨拶する意味がわかんない。郁実くんは、真央の彼氏なんだから」
友ちゃんが白雪ちゃんにそう言うと、白雪ちゃんがキッと友ちゃんをニラんでいる。
「うるっさい。なんなの?あいつ、あたし海外まで会いに行ったのに。こっちにいるんなら、あたしには正直に話せばいいのに」
「信用ならないからでしょ~。白雪、すぐにしゃべりそう」
「なにーっ!?」
ああ…また始まっちゃった、ふたりのバトルが。
「郁実は、慎重にことを進めたかったんだって。後輩のミキオくんにも話してないし、よっぽどだったんだと思う」
フォローすると、白雪ちゃんの顔が穏やかになった。
「そうだよね、ミキオにも話してないぐらいだもん。そっか…。それにしても、おじさんもヒドいわ。
いないのに、わざわざ郁実の写真送ってこなくっても」
「それは、白雪が次の休みに行くとかそーいう話をしたからじゃないの?来るなっていう牽制よ!」
「なにーっ!?」
あ~、まただ。