学校一のモテ男といきなり同居
「去年まではね!おばあちゃんが引退したから、今年からはあたしが事務所の運営を任されてるの。
イケメン大好きだし、郁実くんを初めて見たとき思わずスカウトに行っちゃった!」
「スカウト……」
「ほら、ストーカーを退治したイケメンヒーローってニュースになったよね。テストがあったからすぐに行けなかったんだけど、出遅れた頃に声かけたの。
学校も辞めて、家族ともうまくいってなくて住むところがないって言うから、とりあえずバイトと住むところを紹介して。
あの顔でしょ?オーディション審査はすぐに合格!だけど、ウチの事務所が小さいせいであんまり仕事の幅を広げてあげられなくて。
でもねー!今回は、超大手のCMなの。すごくない?あの仕事は素人発掘オーディションってことで」
一気にまくしたてられ、あたしは完全にパニック!
もう、わけがわからない。
「ちょっと待って!ひとつずつ話してくれないかな……」
「え?なんで?知りたいんでしょ?あたしが知ってることなら、全部教えてあげるよ。
だけどゴメンね、あたしもヒマじゃないからゆっくり話すっていうわけにもいかなくて……ああっ!!いけない、夕ご飯の買い出しに行かなくちゃ。
ねぇ、あなたヒマでしょ?ついてきて」
なっ……。
ヒマ人呼ばわりされ、強引に近所のスーパーへと駆り出される始末。
悪い人じゃなさそうだし、郁実がお世話になってるんなら…
従った方がいいのかな?とも思えてきた。
ま、どうせヒマだしね。
イケメン大好きだし、郁実くんを初めて見たとき思わずスカウトに行っちゃった!」
「スカウト……」
「ほら、ストーカーを退治したイケメンヒーローってニュースになったよね。テストがあったからすぐに行けなかったんだけど、出遅れた頃に声かけたの。
学校も辞めて、家族ともうまくいってなくて住むところがないって言うから、とりあえずバイトと住むところを紹介して。
あの顔でしょ?オーディション審査はすぐに合格!だけど、ウチの事務所が小さいせいであんまり仕事の幅を広げてあげられなくて。
でもねー!今回は、超大手のCMなの。すごくない?あの仕事は素人発掘オーディションってことで」
一気にまくしたてられ、あたしは完全にパニック!
もう、わけがわからない。
「ちょっと待って!ひとつずつ話してくれないかな……」
「え?なんで?知りたいんでしょ?あたしが知ってることなら、全部教えてあげるよ。
だけどゴメンね、あたしもヒマじゃないからゆっくり話すっていうわけにもいかなくて……ああっ!!いけない、夕ご飯の買い出しに行かなくちゃ。
ねぇ、あなたヒマでしょ?ついてきて」
なっ……。
ヒマ人呼ばわりされ、強引に近所のスーパーへと駆り出される始末。
悪い人じゃなさそうだし、郁実がお世話になってるんなら…
従った方がいいのかな?とも思えてきた。
ま、どうせヒマだしね。