学校一のモテ男といきなり同居
テレビを見ていると、誰かが部屋に入ってきた。




「あ~、腹減った!高木ちゃん、飯~……あれっ!?」




あたしを見て、イケメンが絶句している。




部屋に入ってきたのは、モデルさんのように手足が長く、かなりスタイルのいい長身の男の人。




キリッとした眉、掘りの深い顔で全体的に濃い、正統派イケメン。




「あたしっ…あの…」




「もしかして、新しく手伝いに入った子?高木ちゃんの飯、マズくて食えないんだよね~……っと、ヤバい」




イケメンは慌てて周りを確認している。




そして、あたしに近付き耳元でコッソリ話す。













「今のは内緒だよ?タダ飯食ってるし、世話になってるのに怒られるから。

俺、ここの第一期生で星野。一応、モデルやってます、よろしく」




モデルさんなんだ……どうりで、スタイルがいいはず。




「初めまして…」




「あ、モデルって言っても…こーいうの専門。まだなかなか仕事もらえなくて」




そう言って、バッグの中から出したファイルを手渡された。




「あっ、これは!!」




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