チョコよりも甘く
「んあっ…りゅ…とぉ…」



紗姫は腕をしばられ、余計に感じていた。
必死に龍斗を求めた。


口を離すと、いやらしい銀色の糸がつたった。





「お前、キス上手くなったな…」



龍斗はそう言うと、もう一度してきた。

隣で玲汰が目を覚ましたのも気付かずに。






「…ふぁっ…」



紗姫は自然と股を広げていた。

なんであたし…こんなに感じてるんだろう//
そう思いつつ続けていた。





紗姫の行為に気付いた龍斗は、じらすようにパンツの上から舐めた。


「あ…だ、ダメッ…ん。」

「めっちゃ濡れてんだけど?」




龍斗は紗姫がイクまで、しばらく続けた。
そしてすぐにやめ、紗姫の腕を解いた。


「……。」
「りゅ…と…?」


紗姫が、もっとして?と言わんばかりの顔で見つめると、龍斗は冷たい目で見てきた。



「今朝とさっき、何があったか話せよ。」


紗姫の心が急に重くなった。
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