チョコよりも甘く
だけどあたし、玲汰を傷つけることだけはしたくないんだ。
なんて心の中では思うけれど、現にあたしは龍斗と玲汰、2人をも裏切った。
不器用なあたし…、最低だ。
でも、、それでも愛してくれる人がいる…
こんな幸せないでしょ?
だからあたし、決めたんだ。
もう迷わないって。
こんなあたしでも、誰かを愛することが出来るかな…
「…玲汰はすごく大切な存在だし、これからも、…大人になっても仲良くしていたいの」
あたしの震えた日本語を、一字一句逃さないように聞いてくれる玲汰…
たまに不安そうな表情を見せるけど、抱擁感のある玲汰…
そんな彼に、あたしは甘え、傷つけた。
だから、玲汰には、幸せになってほしい。
ずっとずっと、笑っててほしいんだ。
「龍斗は…意地悪で不器用で、自分勝手なところもある。あたしのお弁当、勝手につまみ食いしたり…学校サボるのまきぞいにしたり…」
あたしは意味もなく、龍斗の話を続けた。
「…ほんと玲汰とは正反対で。…だけどあたしは、そんな龍斗が愛しいと思えるんだ。
・・・だから、玲汰とは付き合えない」
なんて心の中では思うけれど、現にあたしは龍斗と玲汰、2人をも裏切った。
不器用なあたし…、最低だ。
でも、、それでも愛してくれる人がいる…
こんな幸せないでしょ?
だからあたし、決めたんだ。
もう迷わないって。
こんなあたしでも、誰かを愛することが出来るかな…
「…玲汰はすごく大切な存在だし、これからも、…大人になっても仲良くしていたいの」
あたしの震えた日本語を、一字一句逃さないように聞いてくれる玲汰…
たまに不安そうな表情を見せるけど、抱擁感のある玲汰…
そんな彼に、あたしは甘え、傷つけた。
だから、玲汰には、幸せになってほしい。
ずっとずっと、笑っててほしいんだ。
「龍斗は…意地悪で不器用で、自分勝手なところもある。あたしのお弁当、勝手につまみ食いしたり…学校サボるのまきぞいにしたり…」
あたしは意味もなく、龍斗の話を続けた。
「…ほんと玲汰とは正反対で。…だけどあたしは、そんな龍斗が愛しいと思えるんだ。
・・・だから、玲汰とは付き合えない」