チョコよりも甘く
「ち、違うって…馬鹿//」


紗姫はつい、目をそらした。





「…。」







何も言ってこないなって思うと、目の前に龍斗の顔があった。

おでこにキスをし、「じゃあな。」と言って帰っていった。











「……//」


葵が見てるのに//


龍斗はいつもあたしをドキドキさせる。
でも、あんなんじゃ足りないよ…
あたしはいつから、こんな淫乱になったんだろう。




「…見てるこっちが恥ずかしいよっ//」




あたしが帰っていく龍斗の背中を見ていると、葵が照れくさそうにいった。




「…ご、ごめんっ//」

「別にいいけどさっ…☆」





そしてあたしたちは葵の家に向かった。

葵の家はすぐ近くにある。
そこのガソリンスタンドを曲がってすぐだ。
















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