【短編】俺様恋愛溺
迷惑でも……
「へぶしっ」



俺は変なクシャミをした。



「なぁ、恭介」


「あ??」


錬太郎が、俺に聞く。


「今朝、柊木と登校したって本当??」


「あぁ。てかなんで知ってんの??」


「学校中噂広まってるぜ。あの柊木が男と登校だぁ、って」


「あの柊木って、有名なの??」

俺が問うと、錬太郎は話し始めた。
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