なにやってんの私【幸せになることが最高の復讐】

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「で、ここに荷物を送って貰ったと?」

 4日ほど経った後、真の家に残してきた私の荷物がスタジオに届いた。



 着払いで。



 信じられない。


 店長が伝票をぴらぴらさせながらフロントの横の荷物置き場に積み上げられた段ボールの山を指さした。


 こんなに荷物なんてなかったと思うけど?


「これじゃまるで引っ越しじゃない! あんた、まさかとは思うけどここに住もうなんて思ってないよね?」

「やめてくださいよ。いくら私でもそんなことしませんって! 私にとっても神聖な場所なんですから!」

「そ。それ聞けてよかった。じゃ、これは、お給料からさっ引くからね」

「そんなーーー! ただでさえ少ないのにー」

「もんく言うなら元彼に言いなさい」


 たしかにそうなんだけど、真、あんた何がしたいわけ? なんなのこのいやがらせ。私が何かしたならちゃんと言ってくれたらいいじゃない! こんの意味不明なことしないで。


 うう...

 でも負けないからね。泣きたいけど泣かない! へこたれないから。痛い出費になったけど、これで私が真に連絡したら向こうの思うつぼだから、悔しいけど今は我慢する。

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