あの、憑きあってもらえません?
~勇太side~ 食堂
俺達は食堂へ行った。
翔「はぁ。なんか昨日から肩重いんだよね。」
琴「そうですか。では、私がマッサージをしてあげます!」
何会話してんだ。
翔「!?」
勇「どうした?」
翔「何かさっきより重くなったんだけど!?」
そりゃそうだろ。
アイツが乗っかってるからな。
翔「てゆーか痛い!痛いって!うわぁ!」
翔吉はズテーーーッと派手に転んだ。
翔「いててて。」
?「大丈夫?」
翔吉の前には、先輩らしき男の人が立っていました。
翔「あ~。すいません!」
?「いやいや、大丈夫だよ。君の方が痛いんじゃ?」
翔「大丈夫です!」
琴「......。ジーー」
アイツは先輩をガン見している。
?「俺、戸壁修哉(とかべ しゅうや)っていうんだ。2年だよ。」
翔「あ!僕は岡丸翔吉です!」
勇「あ、俺は鳴海勇太です。」
琴「戸壁...。」
勇「どうした?」
小さい声で話しかける。
琴「いやぁ、どこかで聞いたことがあるような...。」
勇「知り合いか?」
琴「分かんないです。」
勇「そうか。」
翔「なあなあ勇太。さっきから何ブツブツ言ってんの?」
勇「な、何でもない。」
修「よかったら、一緒に食べない?食堂のこととかよく分かんないでしょ?」
翔/琴「はい!」
勇「でも先輩、悪いですよ。」
修「いや、大丈夫だよ!後輩とも食事したいし!」
琴「紳士ですね~♪」
翔「早く食べてぇ~!お腹減った~!」
琴「そうですね!翔吉!早く食べに行きましょう!ほら!勇太も!」
だから、なんで会話してんだ。
勇「はぁ...。」
なんて、元気な幽霊なんだ。