あの、憑きあってもらえません?



~勇太side~ 学校



ーー翌日ーー



俺達は入学式を終えた。



校長先生の話というのは、やはり長い。



そして、昨日のこともあって寝不足だ。



翔「勇太、眠そうだな。」



勇「ああ、よく眠れなかった。」



翔「なあなあ!僕もう友達けっこうできたぜ?ほら!」



友1「どうも~。」


友2「よろしく~。」


友3「はじめまして!」


友4「よろしく!」



翔「なあなあ!みんなで遊ばね?」



友1「いいな!」



翔「勇太の部屋で。」



勇「は?何で俺の部屋だよ!」



友3「何号室?」



勇「109だけど。」



友1234「う、嘘だろ...。」



勇「何が?」



友2「え?知らないの?噂!」



翔「え?なになに?」



友4「呪われた幽霊部屋109!」



翔「何それ!?」



友1「まさか、知らなかったとは。」



友2「109号室って空き部屋だったんだって。」



友3「それで、夜になるとその部屋に出るんだよ!女の幽霊が!」



翔「嘘だろ!?こえーーー!」



じゃあ、翔吉が見たっていう女と昨日の夜の呻き声は、まさか!?



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