紅龍*Red Dragon*

すると、玲音がキッチンからやって来た。

「兄貴朝ごはんたべる?」

「いや、大丈夫だ」

「そう?たまには食べなよ」

「ん、そうする」

「あっ!もう時間だ。
僕は今日早く行くね」

「行ってら〜」
「れお兄行ってらっしゃい」

玲音は慌ただしく家から出ていった。

いつも音葉送ってってもらってるし、今日は俺が行くか…

とゆーか、俺しかいないか

「音葉、今日は俺と幼稚園行こうか」

「うん、やったぁ♪」

音葉も嬉しそうだし、たまにはいいか。
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