未来へ
「今回は緊急の呼び出し、すまなかった。
すぐに調査しなければならくなったので、君達を呼び出した。政府直々の依頼だ。」
張り詰めた空気のなか話を続ける。
「時間がないので簡潔に話す。
中国が火星に向けてロケットを発射するのは全員知っているな。そのロケットが日本の基地の近くに着陸するらしい。もし日本の基地が中国に見つかった場合、日本は裏を知られてしまう。
そこで君達の仕事だ。
三日後君達には中国に潜入し余すことなく我らに報告してほしい。

尚、今日から出発日まで外出は一切禁じる。
現地で必要な物、生活に必要な物はこちらで手配する。特別に必要な物があったら言ってくれ。職員に用意させよう。
出発は三日後だ。 
今日は時間がない、これで失礼する。

では。」
社長はそれだけ言って部屋を出ていった。


その後、職員が入って来た。「皆様、どうぞ。」
山霧悠志達十三人は、職員に従い各自の部屋に入っていった。






(♪〜〜〜〜)
[題名 なし]
[差出人 本部]

“仕事内容”
出発日・一月十四日
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