未来へ
説明足りないだろ。
悠志は腑に落ちなかったが、いつものとこなので
気にしなかった。


(♪〜〜〜〜)
[題名 なし]
[差出人 本部]


山霧悠士  京極夏彦
夢々由芽凪

は30分後
休憩室に来るように

     城田 寛



「?」
今回の任務の伝達は終わった筈だが。
携帯電話の時間は23:42になっていた。

職員に案内された部屋はベットと小さい机が1つあるだけのこじんまりした個室だった。






「悠志〜飲むぞ〜」
驚いてドアの方を見ると京極が立っている。京極は気配を消すのが得意で、悠志は京極が入って来たのに全く気付かなかった。京極はいつもにましてニヤニヤしながら悠志に近づいてきた。

「バーカ」
悠志の驚いた顔を見て面白そうに言った。
「酒くさ。」
「そうかー?まだ言うほど飲んでねぇぞ。」
そう言ってる京極の顔はもう真っ赤だ。
「ケータイ見てないんすか?」
「みたよ。だから時間がないんだ。
分かるだろ?
オレ達の仕事は次いつ飲めるかわかんねーしよ、」


「まぁ飲め」
いつもより少し真面目な顔で京極は言った。


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