新たな光り

仲間



Said 李紗


私は今、理事長室に居る。
あいつらのせいで教室に居るのが嫌になった。


「琉紀〜、暇ななんだけど...」


琉「じゃあ、李紗ちゃん。授業を受けたらどうかな?」


「教室に居たくないから此処に居るじゃん。」


琉「そうなんだけどさ、暇って言ってるから。でも、どうして?」


「関わりたくない奴等と関わっちゃうから。」


琉「あぁ、なるほどね。でも、今の時間なら居ないと思うよ。」


「なんで分かんの?」


琉「だって、この時間の先生が嫌いみたいだから。」


「ふーん、じゃあ、私、教室に戻るね。」


琉「うん。また来て良いからね♪」


「暇になったらね♪」


私は理事長室から出て教室に向かった。


琉「ボソまだ、仲間以外信じてねぇーんだな。」


琉紀が言ってる言葉は聞こえなかった。




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