新たな光り
そして今、私は屋上に居る。
多分、ソファーがある限り、黒蘭の溜まり場だって分かる。
「で、何?此処に連れて来て!!」
仁「お前、何者だ。」
「何者って、唯の転校生だけど...」
仁「真面目に答えろ。」
「至って真面目なんだけど、どう見ても転校生じゃん。」
仁「俺ら見たんだけど、お前が門を飛び越えたところ。俺らでも、ギリギリなのに、余裕で飛び越えた時点で只者じゃない事ぐらい。」
ヤバっ、見られてたんだ。
ど、どーしようかな....
景「それだけじゃないんです。貴女を調べたんですけど、名前と2−Sだって事ぐらいしか出てこなかったんです。」