溺愛系と天然系が恋しました!
「えと・・・合気道までやってただなんて言う間もなかったというか、あまりにも可愛げがないかなぁ・・・・みたいな?」
「・・・・・・・。」
「で、でもっ!回転肘固めとかしちゃうと、きーち先輩の大事な腕に何かあったらマズいと思って手加減したんですけどぉ・・・・。」
「・・・・・・・・。」
どうしよう・・・
まさかの無反応。
でも、近寄るのは危険すぎるっ!!!
どうしたらいい?
どうしようっ!!
ここはまず、謝るべきだよね・・・
「きーち先輩?ご・・・ごめんなさい・・・。」
あたしが降参してその言葉を口にすると
きーち先輩は首をあたしの方に捻って
顔だけを見せた。