溺愛系と天然系が恋しました!


「ぶーーーーーーっっ!!」


あ、ヤバイっ!!
吹いちゃった!!!

だ、だってきーち先輩、額は赤いし、
口をへの字口にしててカワイイんだもん!!
ここにきて、ま・・・まさかの
キュンキュンですよっ?!
これが母性本能ってヤツですかぁぁ?!


あたしのその反応が気に食わなかったのか、きーち先輩はそのままの状態で眉間のシワを深くしていく。

それすらもカワイイというか、どこか愛おしくて、あたしはそっと近寄り赤くなった額をスリスリと撫でたんだ・・・。


「笑うとか、酷くない?美憂・・・。」


「ご、ごめんなさいっ!でも・・・なんか可愛くて・・・。」


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