溺愛系と天然系が恋しました!
珍しく拒否をしないあたしに驚いたのか、
きーち先輩は一瞬驚いた顔をしたけれど、
目を細めてベッドに片腕を着いて、上体を起こした。
あたしからキスだなんて・・・
【緊張】なんて言葉じゃ言い表せないくらい
心臓はドキドキとうるさかったけれど・・・
あたしは目を泳がせながらも、きーち先輩の頬に一度キスをした後、二度目に唇を重ねた・・・
いつも受身側だったからなのか、
いつもとは違う気持ちが湧き上がる。
なんだろう・・・凄く嬉しい・・・
自分の気持ちを与えてるって感覚・・・?
もっと気持ちを伝えたくなるような
歯痒い気持ち・・・
「美憂・・・?」
「―――っ!!」
ヤ・・・・ヤバイ、あたし。
名前を呼ばれるまで夢中になってた・・・
きーち先輩の事を『真性のエロ』だなんて
言えない気がする!!!
が―――――――――――――――――――ん・・・