溺愛系と天然系が恋しました!
「きーち先輩・・・。もう少しだけ、待ってください。キスだけでもドキドキなのに、あたし鼻血どころじゃ済まなくなりますから。・・・きっと。」
そのあたしの言葉を聞いたきーち先輩は、クスリと笑ってあたしの髪を優しく何度も撫で下ろす。
それが凄く心地良くて、あたしは目を細めてきーち先輩の手を恋人繋ぎにしながら握り締めた。
こんなに想われて、
こんなに大事にされて、
なんてあたしは幸福者なんだろう…
ほんわかとした気持ちを胸に、あたしはひたすら幸せに浸っていく。
「美憂、来週ならイイ?」
「へっ?!」
きーち先輩は、強敵かもしれない。
たった今、ホッコリとしたあたしの気持ちを
返してぇぇえぇぇえ!!