溺愛系と天然系が恋しました!
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翌日の火曜日。
今日は、祝日で学校はお休み。
あたしは今、きーち先輩の自宅を目の前にしている。
早く仲直りがしたくて、
ニャンニャンする為の用品をバッグに忍ばせながら。
ーー ピンポーン…
インターホンのマイクに向かって
名乗ろうとしたあたし。
そのあたしよりも先に、
スピーカーから声が響いた。
『あ。鼻血女。』
ちょっ…!!!
スピーカーのボリュームが!!
ご近所さんに聞こえたら、
あたしは【鼻血女】じゃなくて
【変態女】になっちゃうよっっ!
『あぁ…さてはニャ…』
「入れて下さい。…お願いします。」
『プククッ…!斉藤と変わらねぇのな?』
「あたしは忠犬じゃな…っっ」
『おーい!兄ちゃーん!あんたの鼻血ニャ…』
「ちゅっ…忠犬だワンっっ!」
『ぷーーー!よしっ、入れ。』
「ありがとだワン…」
太一君の言葉に言葉を重ねるのが大変で…
もう、ホント
勘弁して下さい…
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翌日の火曜日。
今日は、祝日で学校はお休み。
あたしは今、きーち先輩の自宅を目の前にしている。
早く仲直りがしたくて、
ニャンニャンする為の用品をバッグに忍ばせながら。
ーー ピンポーン…
インターホンのマイクに向かって
名乗ろうとしたあたし。
そのあたしよりも先に、
スピーカーから声が響いた。
『あ。鼻血女。』
ちょっ…!!!
スピーカーのボリュームが!!
ご近所さんに聞こえたら、
あたしは【鼻血女】じゃなくて
【変態女】になっちゃうよっっ!
『あぁ…さてはニャ…』
「入れて下さい。…お願いします。」
『プククッ…!斉藤と変わらねぇのな?』
「あたしは忠犬じゃな…っっ」
『おーい!兄ちゃーん!あんたの鼻血ニャ…』
「ちゅっ…忠犬だワンっっ!」
『ぷーーー!よしっ、入れ。』
「ありがとだワン…」
太一君の言葉に言葉を重ねるのが大変で…
もう、ホント
勘弁して下さい…