溺愛系と天然系が恋しました!


「美憂っ。な、何でっ…」


「だ、大丈夫です…。失敗はしませんから。あ、あたしっ!指先は器用ですからっ…」


「何で俺っ…ちょ、待っ…」


慌てるきーち先輩を横目にソロソロと…
場所を確かめながらきーち先輩に装着させた
あたし。


「…きーち先輩。…可愛いです。」


「…可愛いとか、言うなよ。軽くショック。」


「す、すみません!でも…。じゃあ…次はあたし、フリフリすればいいんですね…?」


「美憂っ!だからっ!これは、どちらかと言えば俺がする側でっ…!!クソッ…何、いつまでも笑ってるの?」


「だってっ!きーち先輩、本当に可愛いんですもん!あたし萌えちゃいますっ!!」


きーち先輩は顔を赤く染め上げながら項垂れたけれど…


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