溺愛系と天然系が恋しました!
あたし、何か先輩の逆鱗にふれた?
や、でも、
追っかけとかファンとかは、
どうでもいいって言ったよね…?
じゃあ、何なのよーーー?!
ま、まさか…
”お前ごときが好きとか言うなよ”的な?
”身の程を知れ”とか、そんなん?
「きーち先輩…拷問ですか…これ。」
「いいから、食べて。」
もう、有無も言わさずなんですね…
クールな先輩に、
イジワルな側面があったとは…
それは、それで、萌えです…
「…って!ちっがーーーうっっ!」
あたしがいつまでも口を開かないからか、
先輩はあたしの唇にスプーンを押し付けた。
「自分の世界に入るのは、後にして。
いいから、…食えっ。」
自分の世界は後って…バレてるし
おまけに口調が変わりました…
もう逃げられません…
あたしは、諦めて大口を開いた。