溺愛系と天然系が恋しました!



プルプルとしたコーヒーゼリーは、
勢い良く口に突っ込まれた。

もう、唇を閉じるのがやっとで、
飲み込むにしても直ぐには無理っ。


あたし死んじゃうっっ!!


あたしが食べる事に苦戦していると、
先輩は空になったコーヒーゼリーのカップをダンボールの上に置いて、
『大丈夫だよ?食べれるから。』
と言って、あたしに向き直りながら続けて…

あたし、心臓が飛び出ちゃうんじゃないか?
と思う様な言葉を発したんだ。





「俺が、半分食べるから。」



「っっ?!」



驚くあたしをよそに、
先輩はあたしの頬を両手で包み、
あたしに顔を近づけてきたんだ…



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