溺愛系と天然系が恋しました!
ヤ、ヤバイ・・・
いや、あたしは何もしていないんだけど、
そのきーち先輩の雰囲気がヤバさを醸し出している。
チャラ男からじゃなくて、
きーち先輩から逃げ出したい
そう思えてくるのはナゼだろう???
冷や汗を垂らしているあたしに、目の前のチャラ男達はまだ何か言っていて、止めの一言を口にしたんだ。
「最近の中学生は発育がいいんだねぇ~?お兄さん達と遊ばない?」
チャラ男がそう言い終えた後、あたしの隣に来た先輩は
『俺の彼女に何か用でも?』
と言いながら、あたしの肩に腕を置く。
先輩の姿を見たチャラ男は呆然としながらも
『・・・イケメンとロリ女・・・ヤバス・・・』
と、訳の分からない事を言いながら何事も無かったかの様に離れて行った。