溺愛系と天然系が恋しました!
弟の太一君は、確実にお父様似。
髭こそ生やしてはいないけれど、雄々しい印象。
金髪にしてはいるけれど、特別チャラけた感じはしない。
多分、ファッション感覚なんだろうな。
まだ中学生っぽいし、やんちゃな盛りかも?
そんなこんな考えているところに、お母様に話し掛けられる。
「この人ね?もっとカジュアルな格好をしたらどう?って私は言っているんだけど、いっつもこんなラフな格好なのよ?美憂ちゃんちのお父様は普段どんな格好でくつろいでるのかしら?」
「へっっ?!う、うちですか?!?!」
ちょちょ、ちょっと待ってください!!
うちと比べたらダメですよ?!?!
だ、だって!!
うちのお父さんのくつろぎ着なんて言ったらっ
夏場は白のタンクトップにトランクスのみ
冬場だって、白の長袖の肌着に白の股引っっ
絶対言えないっっ!!!
いや、言いたくないよぉぉ―――――!!!
「え、えと・・・大分、ラフな格好でくつろいでます・・・。」
これが限界ですお母様っっ
正直に言えないあたしを許して下さいっっ!!